少年サッカーにおける親の心得とは?

少年サッカーにおける親の心得とは?

前回の記事では、あるコーチを例に、
大人の「勝利至上主義」はダメだということを話しました。

 

実はもっとタチが悪いのは、
『親・保護者』が異常なまでに「勝利至上主義」である場合です。

 

子ども以上に落ち込む親・保護者たち

 

せっかく1点取ってチームが盛り上がっているのに、
「何喜んでるんだ!まだ負けてるんだぞ!」
「今日の試合は最悪の展開だ」
などと言い、雰囲気を盛り下げ、
帰る頃には、チームの雰囲気を世界の終わりのようにしてしまう
困った保護者がいます。

 

しかも、帰った後 その保護者は負けた苛立ちから、
「あのコーチの指導の仕方が悪いんだ。」とか
「このチームは弱い。」というようなことを言ったりしているのです。

 

それを聞いた子どもは次からの練習に集中できなくなります。

 

「あのコーチの言うことは正しいのだろうか?」
「この弱小チームで練習していても上手くならない。」
と思ってしまうのです。

 

 

そういった保護者の方々は、
「試合に勝ちたい」という思いが子ども以上に強いのだと思います。

 

だから子どものチームが負けると、子ども以上に落ち込み、
子どもをダメな方向に導いてしまうのです。

 

子どもだって負けたら悔しいのです。

 

子どもはあまり精神的に強くはありませんから、
立ち直って次に向かって進むことだって簡単なことではないんです。

 

そういうのを支えるのが保護者の役割だと私は思っています。

 

「勝利至上主義」の保護者の方々は、子どもの成長を長い目で
見ることができていないんです。

 

 

試合で負けたって、別にもうサッカーができなくなるわけじゃないんです。
これからその少年には明るい未来が待っているはずです。

 

それなのに保護者自身が世界の終わりのような顔になっていたら、
逆に子どもが気を遣ってしまいます。

 

 

まずは大人が大人になりましょう。

 

 

 

スペインの少年サッカー

 

さて、サッカーの先進国として有名なスペインのお話をします。

 

スペインの少年サッカーの保護者の方々は
子どもの試合を観戦する際、ワールドカップ以上の盛り上がりを見せるそうです。

 

しかし、日本の保護者とははっきりとした違いがあります。

 

スペインの保護者たちは、点数を取られたとか勝敗とかには
そんなに関心がないのです。

 

 

子どものプレーそのものに、
喜んだり悔しんだりするのです。

 

 

そして、試合が負けても帰り道はすごくニコやかです。
試合の勝敗には興味がないのです。

 

スペインの保護者にとっては、
子どもがどんなプレーをしたかが重要なのです。

 

【参考】レアルマドリードのセレクションを受けたスペイン帰国後の小4のプレー
※注目して欲しいのは、この動画作成者も「プレー」自体にフォーカスしていること。

 

 

 

だから試合の結果どうこうではなく、
純粋に良いプレーは褒め、改善すべきところはやさしく教えてあげるのです。

 

 

子どもが落ち込んでも、保護者は落ち込まず、
「今日は負けて悔しかったんだね」と共感してあげるのです。

 

そのように子どもの心の支えとなっているのです。

 

 

だから、子どもはまた次から練習に励むことができるし、
ずっとサッカーを楽しむことができるのです。

 

そういった環境がスペインサッカーのレベルを世界トップレベルにしているのです。

 

 

 

私たちもそこから学ぶべきだと思います。
試合に負けたからといって別にサッカーができなくなるわけじゃないですし、
死ぬわけでもありません。

 

 

その試合によって子どもがさらに前進できるように
保護者は子どもの心の支えになってあげましょう。

 

そうすればスペインの子どもたちのように、
あなたの子どももグングンサッカーが上達していくはずです。

最後に

どうでしたでしょうか?

 

私の考えるサッカー少年をもつ親・保護者の心得は、
伝わったかと思います。

 

「精神的な支え」

 

子どもはものすごく親(保護者)の影響を受けます。

 

子どもが楽しみながらサッカーが上達していけるよう、
ぜひ、しっかり支えてあげてくださいね。

 

今日は、精神的な支え、というような意味合いが大きかったですが、
サッカーのスキル上達としても、あなたが良いアドバイザーになれれば、
子どもとしては本当に心強くなります。

 

サッカー未経験の親御さんも多いですが、
そういった方にこそオススメの練習メニューをこちら↓で紹介しています。
親(保護者)として子どものサッカー上達のために知っておくべきこと

 

ぜひ、あなたも、子どもにとって、
精神的にもスキル的にも、支えとなる存在になってあげてください。

 

 


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